W3 Total Cache 設定ガイド

Cookie Groups|ユーザー別キャッシュ

W3 Total Cache(以下 W3TC)のCookie Groupsメニューを設定すると、特定のCookie(クッキー) ※を持つユーザーを識別・グループ分けして追加のページキャッシュを生成したり、逆にページキャッシュの生成を防止することができます。

例えば、特定のCookieが付与されたユーザーだけに特別なメッセージが表示されるWebページであれば、特定のCookieを持たない一般ユーザーが見る場合と分けて2種類のページキャッシュを作成することができます。反対に、一般ユーザーが見る時だけページキャッシュを作成して、特定のCookieを持つユーザーが見る時はキャッシュされたページを表示させないといった使い方も可能です。

Cookie(クッキー)は、Webサーバーとブラウザの間でユーザーの識別やログイン状態などの情報を管理するなどの目的でブラウザ内に保存された情報のことをいいます。

(参考)HTTP cookie

  • Cookieの値によってコンテンツを出し分けたり、Cookieを付与したりできるスキルをお持ちの方向けの機能となります。
  • ここでの設定は、General Settingsで Page Cache を有効化している場合のみ機能します。
  • Cookie Groupsによるキャッシュは、Cache Preloadによって事前キャッシュすることは出来ません。

Manage Cookie Groups

Manage Cookie Groups セクションには参考用として、①モバイルテーマを生成するプラグインがテーマの出し分けのために使用するCookie、②WordPressのログイン中だけに付与されるCookie、③なんだか良くわかりませんがユーザー権限風のCookie、といった具合に、実際には使い物にならない3種類のグループが登録されています。

なお、各グループはドラッグアンドドロップで並べ替えて優先順位を変更することができます(この場合の優先順位が何を意味するかは不明)。

Create a group

このセクションの一番上にある Create a group ボタンをクリックすると追加のグループを作成することができます。追加のページキャッシュが目的でグループを作成する場合は、キャッシュの容量やパフォーマンスを考慮してグループ数は最小限にとどめておいた方が良いでしょう。

グループ作成時のダイアログ
グループ作成時のダイアログ

グループ名を半角英数で入力し、OKをクリックするとセクションの一番後ろに新しいグループが追加されます。なお、グループ名は後から変更することができません。変更したい場合は一旦削除して新規にグループを作り直す必要があります。

Group name

グループ名が表示されます。グループ名の横にある Delete group ボタンをクリックすると該当のグループを削除することができます。

グループ削除時の確認ダイアログ
グループ削除時の確認ダイアログ

一時的にそのグループのキャッシュ生成を止めるだけなら、下のEnabledオプションを使いましょう。

Enabled

チェックを入れるとそのグループ用のページキャッシュの生成またはキャッシュ防止が有効になります。

Cache

キャッシュの生成か防止かを決定する重要な設定項目です。間違えないように注意してください

  • チェックがONの時
    そのCookieグループ専用のページキャッシュが一般ユーザー用とは別に生成されます。

  • チェックがOFFの時
    該当するCookieを持つユーザーがアクセスした時にページキャッシュが生成されません。またキャッシュされたページを表示しません。

ページがキャッシュされているかどうかを確認する方法はこちらの解説ご覧ください。

Cookies

上の Cache と同様に、このセクションの核となる部分で、アクセスしてきたユーザーを識別するための Cookieの名前と値を入力する欄です。1行に1つずつ入力しますが、名前だけ、もしくは名前と値のセット、いずれの指定方法もサポートされているようです。正規表現を使うこともできます。

1つのCookieは1つのグループにしか所属できないので複数のグループがある場合は重複しないように気をつけてください(グループの有効・無効を問いません)。